主要簿と補助簿
主要簿には、仕訳帳、総勘定元帳がありますが、他にも
いろいろな帳簿があります。
それらは、補助簿と呼ばれますが、以下の種類があります。
1）現金出納帳
現金の出金、入金についての帳簿になります。
2）当座預金出納帳
当座預金の場合は、当座預金の状態がわかるように記録します。
借だとプラスの残高です。貸だとマイナスの残高になります。
当座借越している状態です。
小切手番号欄はこちらが発行した際の
番号を記載し管理しやすくします。
小口現金出納帳
一般的に会計係りは、大きな現金の経理処理をしてますので
細かい経費（タクシー代、お菓子、文房具など・・）は、用度係などの
小口の現金を取り扱う係りの人を設けて処理します。
例）用度係りに今月分の現金3000円をあずけた
（借）小口現金 3.000円 （貸） 現金
仕分けします。細かい毎日の支払などは、仕分けしません。用度係りに任せます。
用度係りから月末に報告をうけた際に、差額を補充し仕分けします。
例）お菓子、タクシー、文房具代で1.000円つかったとの事。
差額を補充します。
（借）交通費 500円 （貸） 小口現金 1.000円
（借）消耗品費 500円
（借）小口現金 1.000円 （貸）現金 1.000円
上記を差し引き
（借）交通費 500円 （貸）現金 1.000円
（借）消耗品費 500円
と仕分けされます。